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2026年3月6日 - 巴コーポレーション 自己株取得と政策保有株式の売却に関して

約5分

20262月25日、Hibiki Path Advisors(2026 年 1月以降は Hibiki Path Advisors SPC。以下、両者を合わせて「私ども」いいます)の主要投資先の一社である、株式会社巴コーポレーション(以下、「当社」)が、自己株式の取得及び自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の買付け並びに自己株式の消却に関するお知らせにて自己株式を除く発行済株式総数に対する10.8%(約80億円)を上限とする自己株式の取得、②自己株式の消却投資有価証券売却益(特別利益)の計上および業績予想の修正に関するお知らせにて投資有価証券の一部売却による投資有価証券売却益(特別利益30億円の計上を公表されました。 

さらに、当社は、翌日の20262月26日、自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の取得結果及び自己株式取得終了並びに自己株式の消却に関するお知らせにて自己株式を除く発行済株式総数に対する約9¹約70億円)の自己株式の取得、消却前の発行済株式総数に対する17.1%の自己株式の消却を公表されました。  

私どもはかねてより当社に対して日々のエンゲージメントに加え、株主提案書簡の送付等を通じ、企業価値向上に向けた抜本的な対策を要望してきました。私どもは、約9%の自己株式の取得、約17%の自己株式の消却、保有する投資有価証券の一部売却(約15%分と想定²といった今回の一連の企業価値向上に向けたアクションは、前向きな進展として評価しております。 

今回の自己株式の取得に関して、当社は2026年2月25日の終値2,010円で取得をしました。これは、本業と無関係な保有不動産の税引後含み益を調整した実質PBR 0.65³の水準での大規模な取得となります実質資本を大幅に下回る水準での自己株式の取得により、1株あたりの実質資本が3,116円から3,226円に3.5%増加するため、取得後の実質PBRは0.62倍に低下し当社の株価は更に割安な状態になったあると認識しております。 

なお、上記を踏まえて私どもは当該ToSTNeT-3による自己株式の取得には応募しておりません。私どもは今回の当社のアクションは企業価値向上に向けた最初の一歩であると評価をしており当社の更なる変革に向けて引き続き建設的なエンゲージメントを行ってまいります。 

 

¹ 取得した株式総数3,332,500株 ÷ 発行済株式総数(自己株式を除く)36,896,848株(26/3期 3Q決算短信)

² 投資有価証券売却益30億円 ÷ その他投資有価証券評価差額金204億円(26/3期 3Q決算短信)

³ 不動産は25/3期有価証券報告書に記載の鑑定評価、資本は26/3期 3Q短信

 

(過去の関連する投稿) 

2026年1月23日 - 巴コーポレーション 中計の抜本的見直し及び特別委員会設置要望に対する進捗状況の確認 

2025年11月17日 ー 巴コーポレーション 26/3期 2Q決算について 

2025年10月3日 ー 株式会社巴コーポレーション 中計見直し・特別委員会設置の要請書送付について 

2025年7月1日 - 株式会社巴コーポレーションの株主総会結果について(臨時報告書への見解) 

2025年6月13日 - ひびきの巴コーポレーションへの株主提案に対して、ISS推奨表明 

2025年6月5日 ー 株式会社巴コーポレーション 中期経営計画修正に対するコメント 

2025年5月29日 ー 株式会社巴コーポレーション 株主提案について  


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