Director, CIO
共同代表取締役 | CIO
清水 雄也
約18年にわたり、ムーア・ストラテジック・バリュー・パートナーズ(MSVP)、あすかアセットマネジメント、ダルトン・インベストメンツ、OTSキャピタルにて、不良債権、不動産、未公開株式、日本およびアジアの上場株式など多岐にわたる資産クラスへの投資業務に従事。2015年にHibiki Path Advisorsを創業し、企業との対話を通じた中長期的な価値創造を目指すエンゲージメント投資を展開。
MSVPではコーポレート・ディストレスト投資チームの責任者として800件を超える不良債権・社債案件の評価および再生交渉に関与。あすかアセットマネジメントではプライベート・エクイティ部門の中核メンバーとして、2003年〜2004年におけるFoodxglobe(タリーズコーヒージャパン)のMBO/TOB案件を主導。
ダルトン・インベストメンツ在籍時には、東京助言子会社ダルトン・アドバイザリー株式会社の代表取締役を2009年から2014年まで務めるとともに、2008年にJ-REITを対象としたアクティビスト戦略を立ち上げ、投資期間中に300%超のリターンを実現。また、同社投資先でありベインキャピタルおよび日本産業パートナーズと共同でマネジメント・バイアウトを行ったサンテレホン株式会社では、2年間にわたり社外取締役を務めた。
Hibiki創業後も、企業価値向上に向けた提案と行動を続け、2020年には東芝株式会社の株主からの指名を受け、社外取締役候補として株主総会にて30%超の支持を獲得。2022年12月からは富士ソフト株式会社(証券コード:9749)の社外独立取締役に就任し、任期中に上場子会社4社の完全子会社化(TOB)および過剰不動産資産の全売却方針の決定において重要な役割を果たした。2025年5月には同社がKKRにより非公開化され、投資ファンド間の入札競争の末の成立となった。
1994年にゴールドマン・サックス証券会社東京支店に入社。機関投資家営業を経て、調査部にて建設・不動産セクターのジュニアアナリスト、鉄鋼・非鉄セクターのシニアアナリストとして勤務。
慶應義塾大学経済学部卒業、ロンドンビジネススクールにてファイナンス修士号(MSc in Finance)取得。