9月20日の東洋経済新報社記事で、私どもの主要投資先である株式会社マンダム(「マンダム」、「当社」)に対して、弊社がMBOの発表を踏まえて送付した質問状(説明動画はこちら)の内容の紹介とともに、弊社代表の清水のコメントがクローズアップされています。
同記事では、現在マンダムの株価が公開買付価格を超えた水準(公開買付価格1,960円に対して、9月19日の終値は2140円と約9%高い状況)で推移している点に注目し、その理由を①自らが掲げた目標である3,000円との矛盾、②公開買付価格が、外部の専門家が算定した価格レンジの中でも低い水準である点、③価格算定の根拠そのものに不可解な点が存在する点(フリーキャッシュフローの算定面)と3点指摘して詳説しており、概ね弊社の質問状における疑問点と整合性が高い内容と感じています。
記事の中では、弊社代表の清水のコメントとして、「最後の牙城である特別委員会が少数株主を守ってくれないと困る」と紹介されており、私どもの特別委員会への期待をご理解いただけるかと思います。
私どもとしては、同社の、中長期的視点による企業改革と成長戦略を断行するという強い決意とご姿勢には最大限敬意を表しつつも、MBOといった利益相反のリスクが生じる取引については、一般機関投資家や個人株主の皆さま含め、フェアで透明性のある議論が条件であると考えており、建設的な議論が行われることを希望するものです。
Hibikiは、当社の企業価値向上の実現に向けて、𠮟咤激励エンゲージメントを継続していきます。
尚、本投稿は特定の有価証券の申込の勧誘若しくは売買の推奨または投資、法務、税務、会計などの助言を行うものではありません。