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「同意なき買収」時代における上場の意義

約3分

Hibiki Path Advisors(「弊社」「私ども」)のチーフ・インベストメント・オフィサーである清水雄也は、今年10月に、添付の 「同意なき買収」時代における上場の意義 を執筆し、投資先の経営陣・経営幹部の皆様に向けて送付致しました。ここに一般公開を致します。本ホワイト・ペーパーは、昨年、同様に投資先に送付致しました「6つの提言」と対になるものと位置付けております。

本ペーパーは、経済産業省による「企業買収における行動指針」の発表と東京証券取引所によるガバナンス・コードの規則改定や強化を転機として、同意なき買収やマネジメント・バイアウト事例が急増するなか、改めて「上場している意義」の本質につき、投資先皆様、延いては上場企業の経営者皆様全員へ、問いかけるものです。

上場企業を取り巻く環境がここ2-3年で大きく変化し、上場を維持すること自体の意義も大きく変化していると私どもは考えております。客観的視座に立ち、上場していることのプラス・マイナスを比較衡量し、企業価値最大化を焦点に、「株式非公開化」も十分に検討するべき手段という点についても、論じさせていただきました。

また、本書に先立つ9月9日に、同様の問題提起を基に、私どもの投資先の一つである日本高純度化学株式会社(4973)の取締役会に対して「株式非公開化に係る検討のお願い」と題した書簡を送付しております。

尚、本ホワイト・ペーパーにつきましては、日本株式への関心を改めて高めている外国人投資家にもご理解を深めていただくべく、同時に英語版を公開しております。

「同意なき買収」時代における上場の意義(2024/10)

2024年10月24日

Hibiki Path Advisors Pte. Ltd.
代表取締役運用責任者
清水雄也
info@hibiki-path-advisors.com


本書の執筆に際してはデータ、情報の収集の際の内容の正確性につき最新の注意を払っておりますが、その正確性を保証するものではありません。また、本書は特定の有価証券の申込の勧誘若しくは売買の推奨または投資、法務、税務、会計などの助言を行うものではありません。